決算シーズン到来

1969 高砂熱学工業

半導体工場などハイエンドな施工ができるサブコン(空調設備などの施工をする)

25年3月期予想を上方修正で、売上は微増だが利益に関しては10%以上とのことで採算改善が進んでいることがわかる。

都心の大型再開発だけでなく各地での工場建設など、設備投資への需要は全体的に強いと思われます。

今後はどうなるか?

まず都心の再開発は2030年ごろまではひっぱくする見込みで、中野サンプラザの建替えがなかなか決まらないように、需要は強いが供給側の折り合いがつかないという状況。

半導体についてはラピダス(高砂熱学が施工)のほかTSMC(大氣社が施工)、ソニーなども新規投資の計画があり、台湾有事に備えたサプライチェーンの再構築、日本回帰という流れはまだまだ続きそうである。

そのほかの工場などの新規投資について、トランプ関税の話は日本も例外ではなく不安要素がないわけではないが、中国とASEANへの高関税政策は日本メーカーにとって国内回帰する良いきっかけにはなると思われるので、大きなダウンサイドとみる必要はない。

これらに加えて過去から大量に保有している政策保有株式を放出することで自社株買いや配当の財源になることから株価を下支え

今後2-3年を見たときに成長と守りを兼ね備えた優良投資銘柄であると思う

最後に

銘柄の推奨ではなく、個人的な見解を示しています。投資判断については自己責任でお願いします。


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